テルアビブの水木しげる

２階建てバス

エルサレム市内を走る観光用の２階建てバスを発見。旧市街やオリーブ山などの中心部から動物園など郊外の方まで走って約１時間のコースのようです。まんべんないコースですが、エルサレムの名所は基本、徒歩で歩くところばかり。車から見物するのは、オリーブ山から旧市街を見下ろした風景ぐらいかもしれません。

エルサレムで仏教

エルサレムの国会近くの公園に置かれている謎の鐘。平和を祈念したもののようですが、よく見てみると「斑目力曠」という人の名前が書かれていました。ウィキペディアによると、真言宗の僧侶でもあり、実業家でもあるという人らしいです。

ユダヤ、キリスト、イスラムの３宗教の聖地として知られるエルサレムで、仏教ゆかりのものを目にするのは不思議な感じがします。シナゴーグ、教会、モスクが至るところに存在するエルサレムですが、さすがに仏教寺院はないようです。

ナブルスでクナーファを

ヨルダン川西岸地区のパレスチナ自治区ナブルスへは、東エルサレムからバスで１時間ちょっと。旧市街に向かう途中、いい匂いを漂わせていたケバブ屋さんで思わず腹ごしらえ。羊肉や鶏肉の串焼きのほか、焼きトマトも美味でした。

パレスチナのファストフードというと、この手のケバブ屋のほかは、シャワルマ（いわゆるドネルケバブ）、フムス（ひよこ豆のペースト）、ファラフェル（ひよこ豆のコロッケ）が有名なところですが、ナブルスは、こうしたファストフードよりも、クナーファというアラブ菓子で有名です。

クナーファは、小麦粉を麺状にした生地で熱したチーズをくるんだ平べったいケーキのようなもの。甘いシロップをかけて食べるのですが、日本人には甘すぎと感じると思います。一切れ１２０グラムで４シェケル（約８０円）。

世界で最も低い死海で浮かぶ

エルサレムを訪れた友人の案内先で好評なのはやはり死海です。海抜マイナス４００メートルで、世界でもっとも低い場所と言われています。岸辺でもこの通り、ぷかぷか浮かびます。真夏は４０度を軽く超えるので、長く滞在するのは厳しいですね。

焼きおにぎり鶏肉のせ

テルアビブのカルメル市場にあるアジア料理店を試してみました。押し寿司のようにした長方形の焼きおにぎりの上に、焼いた鶏肉が載せてあるだけのシンプルな一皿。軽く添えられたチリの辛さもフィットしていました。

似たような料理はイスラエルの他の店でも食べたことがあります。確か、キャタピラー・チキンとかいうメニューで、照り焼きだれがこってりしたものでした。ここのは塩焼きで割と上品な出来栄えです。

キッパマン

とりあえず、最近のエルサレムの様子から。

こちらは、町のキッパ屋さん。キッパとは、ユダヤ人が頭にかぶる円形でひらべったい帽子です。世俗的な人はかぶっていないですが、ここは聖地エルサレム。けっこうな頻度でキッパをかぶった人を見かけます。

カラフルなものや、キャラクターものなど多種多様な品揃えですが、最近、スパイダーマンの肖像権を侵害したとして、マーベル社から訴えられたそうです。